【リポート】Academic Cafe に行ってきました!

2015.7.6

6月27日に理学部SCITAセンターで行われた、アカデミックカフェに行ってきました。

第21回の今回のテーマは、「各学部のホットな話をしよう」です。

この記事では、その内容を紹介します!

トピック一覧

1. 農学部より 「期待の新品種 山形112号・雪女神」

2. 工学部より 「計算機は『ヒト』を超えられるか」

3. 地域教育文化学部より 「水族館 × 建築」

4. 人文学部より 「私がこの学部に来た理由」

5. 理学部より 「物理の最先端  -謎多きマクロからミクロ そして、人へ- 」

6. 医学部より 「白い巨塔から」

以下、各トピックの発表を、一つずつ紹介します。

1. 農学部より 「期待の新品種 山形112号・雪女神」

新しい米の品種の作り方のお話。

美味しいけど寒さに弱いお米と、不味いけど寒さに強いお米を掛けあわせて、美味しく、寒さに強い稲を見つけ、それを2,3代繰り返します。

最近はどの遺伝子がどういう働きをするのかがだいぶ解明されつつあるので、DNAを調べて選別に利用することも行われているそうです。

つや姫に匹敵する完成度と言われている山形112号 ( 名前はまだ無い ) のブランド戦略の問題や、山形県産の米を山形県の酒造に利用できるようになると言われている雪女神 ( 最近命名 ) の話題が紹介されました。

2. 工学部より 「計算機は『ヒト』を超えられるか」

人工知能、計算機科学、認知科学あたりのお話です。

コンピュータ vs 人間 の5番勝負で話題になった電王戦を切り口にした、人間と計算機 ( コンピュータ ) の違いは何か? というお話。

「もしかして:〇〇」とか、「この画像と似た画像を検索」とか、最近人工知能に近いものは身近になりつつありますよね。

人間の脳は、いい意味で適当だからこそ、全ての情報のなかから必要なものだけを取り出して処理をすることができます。

その最適化をどうやって関数で再現するかが、これからの人工知能の発展の鍵となっているのです。

3. 地域教育文化学部より 「水族館 × 建築」

仙台うみの杜水族館のプレオープンの様子を交えながら、水族館を建築学的な視点で分析していました。

水槽のアクリル板の下の死角に浄化槽を設置していたり、廊下側を暗く、水槽の中を明るくすることで光がアクリル板で反射するのを極力防いだり。

実際の図面が見られたのが興味深かったですね。

Academic cafe 校外学習の提案もなされました。

4. 人文学部より 「私がこの学部に来た理由」

最近、「教員養成系、人文社会科学系は、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換」の検討をするように、と文部科学省から国立大学に向けて通達されましたね。

人文学部がこれからも必要とされるためにはどうしたらいいか? という難しい問題に正面から取り組んだ内容でした。

いつの時代も、多くの人の心を動かせるのは、工業製品でも物理法則でもなく、「物語」だったのではないでしょうか。

結論は出ませんでしたが、別の分野との連携 ( 情報科学の自然言語処理や、古典資料の地質学への利用など ) を進めていくのが実学重視の社会の要請の中で生き残る方法の一つなのではないか? という意見が出ました。

5. 理学部より 「物理の最先端  -謎多きマクロからミクロ そして、人へ- 」

高校時代、先生とこんな会話をしました。

私「生物が好きなんですけど、化学も好きで進路を悩んでます」

先生「参考に言っておくと、生物を突き詰めると化学に、化学は物理に、物理は数学になるよ」

私「数学の先は?」

先生「哲学さ」

——ということで、思想の限界、哲学に挑む内容でした。

りんごが落ちるのは重力の影響ですが、はたして本当にそうでしょうか?

100年前までは質量保存の法則は絶対でしたが、相対性理論によってそれは間違いだと予想され、実際に観測技術の進歩によって確認されました。

それと似たようなことが、今後起こらないとは限りません。

人間には理解できない領域があることを理解した上で、どこまで行けるかを考えたくなる発表でした。

6. 医学部より 「白い巨塔から」

最近新しく出てきた、分子標的療法や免疫療法に関する発表でした。

以前は不治の病だった白血病に新しい治療法が出てきたように、がんや、はては老化を「治療」できる未来がやってくるかもしれません。

最近は工学と医学の連携が密になってきていて、新しい連携組織も立ち上がってきています。

アカデミックカフェと相性のいい話題で締めくくられました。

まとめ

アカデミックカフェ初、全学部のテーマが揃ったイベントでした。

メンバー以外にも多くの人が参加していて、多様性のある議論が展開されました。

次の公開カフェは八峰祭なので、興味のある人は是非お越しください!

関連リンク

【学生団体データベース】

Academic Cafe

【学生団体インタビュー06】Academic cafe

ライラー: 山大3年 たーかぎー

この記事を書いた人
たーかぎー
今しかできないことを、最高の仲間と。

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