【学生インタビュー241】東北芸術工科大学 美術科 洋画コース 4年 山崎泰佑

2017.7.10

気になるあの人は何をしているんだろう ? ”

学生インタビュー241人目は、東北芸術工科大学 美術科 洋画コース 4年 山崎泰佑 (やまざきたいすけ) さんです。

自己紹介

東北芸術工科大学 美術科 洋画コース 4年の山崎泰佑 (やまざきたいすけ) です。

中学生の頃からサカナクションのファンで、ボーカルの山口一郎さんに憧れています。ファッションも参考にしているので、ファンが見たら気が付くかもしれません (笑) 。今度、幕張でライブがあるのですが行ってきます。

芸工大に来たきっかけは ?

幼稚園の時まで遡ります。当時、ワンピースが大好きで漫画をよく読んでいました。それがきっかけで漫画という職業を知り、自分もなりたいな、絵を描いて生活したいなと思ったんです。中学校に上がると、デッサン力向上のために絵画教室に通うようになります。

高校生の時は中学の頃とは別の会が教室に通っていたのですが、そこで出会った先生がきっかけで芸工大に興味が湧きました。実はその先生は油絵が大変上手で、初めて見たときに感動したんです。その時から、単にデッサン力とかではなく「アート」をやりたいと思うようになりました。

進路選択の時期が迫り、絵画教室の先生に相談をしました。もちろん、アートを学びたかった僕は東京の美大を目指したいと相談します。しかし、先生からは「キミの性格は都会に合わないのでは ? 」とアドバイスを頂き、芸工大を紹介していただきました。時間の流れが都会と比べてゆっくりな山形は、三重出身の僕にはピッタリとおっしゃっていただきました。そして、受験を経て今に至ります。

今学んでいることはなんですか ?

洋画コースでは3年生以降は自らの発想力が問われる課題が多くなります。アイデア勝負な部分もあり、僕はかなり楽しくやらせてもらっています。実は、昔からお笑い番組が好きでそこからヒントを得て、見た人に面白いと思ってもらえるような作品を作っています。

そこで課題として取り組んだのが「100ドローイング」というものです。約1ヶ月の間に100作品作るという企画で、アイデアを出すのが毎日楽しかったです (笑) 。洋画コースでは、自分の内面や感情を作品に反映させる人が多いと思うのですが、僕はそういうのが一切なく、すべて「妄想」を形にしています。1人でも多くの人に笑ってもらいたいですね。

卒業制作も「笑ってもらう」というテーマのもと作品を作っていければと思います。

授業以外で力を入れていることはなんですか ?

Art in Lifeというチュートリアル活動です。活動のテーマは「人生に芸術をどう使おうか ? 」です。

入ったきっかけは、2年生の時に受けたチュートリアル顧問 有賀先生の授業です。有賀先生のお話の中で、教員時代に校長先生から「美術の意義を述べよ。」と言われて言い返せなかったというエピソードがありました。有賀先生は言い返せなかった自分に憤りを感じて、現在おこなっている多重知能理論を裏付けとした芸術思考の研究をおこなっているそうです。

実は僕も有賀先生と同じように憤りを感じたことがあります。小学生の時に友達から「どうして絵をかいておるの ? 」と言われました。スポーツやゲームの方が面白いのにと言われ、言い返せなかったのが悔しかったですね。なので僕は自分のやっている「芸術」にどんな意義があって、どう活用できるかを深く学びたくなったんです。そして、有賀先生に直接相談しに行きArt in Lifeに入ります。

Art in Lifeでの活動について詳しく教えてください

様々な活動をおこなってきましたが、一番記憶に残っているのはアメリカ ボストンと酒田でおこなった「ホスピタルアート」の展示会ですね。病院にいる患者さんに向けて作品を制作しおこなう展示会です。自分のことではなく、見る人の気持ちを想像しながら描く必要があったのでとても気を使いました。

展示会開催後にアンケートをとったのですが、「とっても良かった」「またやってほしい」などのコメントを頂き大変嬉しかったですね。中には作品を欲しいという人もいるくらいの好評っぷりでした。

課題で作品を制作する時は、どうしても自分中心になりがちです。しかし、Aホスピタルアートの展示会では「誰かのため」に考えて作ります。この絵の描き方は日本では珍しいので初めて知りましたが、アートの可能性を感じました。また、可能性を感じると同時に、僕は誰かのために絵を描くのが好きということを教えてくれました。今度の課題や卒業制作にも活かしたいと思います。

話は変わるのですが、実は中高校時代は暗い性格だったんです。上手く人とコミュニケーションもとれませんでした。しかし、Art in Lifeの活動を通して人と関わる機会が増え、徐々に人と関わるのが億劫ではなくなりました。むしろ今は好きなくらいです。就活も不安だったのですが、何を学んで芸術をどう活かしてきたのかをしっかり面接官に伝えたところ内定を頂くことができました。大学での学びがしっかりと次に繋がって嬉しかったですね。

将来の夢は

卒業後はTV番組制作に関わる仕事に就く予定です。

大道具でも小道具でもシナリオでも。芸術を活かせる場所はたくさんあります。そこで、メディアを通して少しでもアートの面白さを伝えたいと思っています。

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