【学生団体インタビュー79】Art in Life (東北芸術工科大学)

2017.7.18

頑張っている学生団体やサークルを取材し、その魅力をご紹介する【学生団体インタビュー】

79回目は Art in Life (東北芸術工科大学) の皆さんにお話を聞いてきました !

自己紹介

takahashi芸術学部 美術科 総合美術コース 3年 髙橋洋充です。Art in Life内では、ムードメーカーとして場を和ませたりします !

takahashi芸術学部 美術科 洋画コース 4年 山崎泰佑です。髙橋がボケたら、つっこむのが僕の役割です。いい感じにみんなウケてくれます (笑)

takahashi芸術学部 美術科 日本画コース 3年 野田苑恵です。しっかり者の天然キャラと言われます。みんなで補いあって団体を運営しています。

Art in Lifeについて教えてください

Art in Lifeは「人生に芸術をどう使おうか ? 」をテーマに、普段私たちが意識せずに使っている「芸術思考」を分析し、芸術の活用法を深めることを目的とした東北芸術工科大学のチュートリアル(先生のいるサークル/顧問:有賀三夏、専門科目:臨床心理)です。

芸術思考を証明するための裏付けに、多重知能理論を用いて研究しています。多重知能理論は1983年にハーバード大学の心理学者、ハワードガードナー教授によって提唱された理論です。

※芸術思考とは
・未来を構想し、現実に向かう思考
・現実には存在していない「もの」に形を与える能力
・新たなビジョンを持つ能力、およびビジョン具現化のプロセスを創造する能力
・イメージを可視化する思考のプロセスであり、そのプロセスが楽しかったり、美しかったり、未来的であること
・問題に直面した時に、まずそれを可視化して考えることができる能力

具体的にはどんな活動をしているんですか ?

大きく3つのプロジェクトをおこなっています。1つ目はアメリカのボストンでの活動です。毎年テーマを決めて、芸工大生から作品を募集しそれをボストンのチルドレンズミュージアムで展示します。

また、子ども達を対象にワークショップも毎年ボストンで開催しています。今年は「トレイントレイン」という企画を立案し、ワークショップおこないました。このワークショップを通して自分のアイデンティティーを表現し、芸術思考について理解を深めてもらいます。

実はこのワークショップは東日本大震災の支援に対する恩返しの一環でおこなっております。美術大学で学んだことを活かし、芸術活動での恩返しを今後も継続していきたいと思います。

病院で作品を展示「ホスピタルアート」

2つ目は病院で過ごす方々のための「ホスピタルアート」という活動です。病院内に展示できるスペースをお借りし作品を展示します。ホスピタルアートはアートセラピーの考えを元におこないます。

どんな作品でもいいわけではなく、患者さんの心を癒せる作品を厳選。ボストンで展示した作品やホスピタルアートのために制作したものがそれにあたります。展示まではチュートリアルでアートセラピーについて学び、作品の講評をし合います。

前回展示させていただいた病院は「日本海総合病院」です。展示終了後にアンケートを実施したら、反響がものすごくあり好評でした。中には作品を購入したいという患者さんも。

芸術思考について学べるワークショップの開催

3つ目は地域の小学校や児童施設、観光施設などでおこなうワークショップです。芸術思考や多重知能理論を組み込んだもので、ワークショップを通して、様々な知能を関連させながら創作活動を行うことが目的です。

前回は高畠町で親子対象の糸電話を使ったワークショップをおこないました。糸電話は科学的なメカニズムで音を伝えることができるおもちゃです。例えば、糸電話に向かって話すことで、糸が振動してもう一方のコップに伝わり音が聞こえます。この仕組みを子どもたちに伝えることで、「論理・数学的知能」に働きかけることができます。

他には親子で対話をしたり、私たち大学生と話しながら創作活動を行うことで「対人的知能」が刺激されます。どんなデザインの糸電話を作りたいのかを考えることは「内省的知能」を働かせています。それを具体的に作っていく過程では「視覚・空間的知能」が強く刺激されています。

Art in Lifeのおこなうワークショップでは、ワークショップだけで完結するわけではなく、日常生活に活かせるように工夫しています。学内外で開催していますので、体験してみたい ! という人はぜひ、足をお運びください。

Art in Life の魅力について教えてください

takahashiArt in Lifeにいるメンバーは得意なことが皆違っていて、メンバー同士がお互いの長所を認め会えるのが魅力です。自分の中得意なことを伸ばせ、チームで一つのプロジェクトを完遂させたという体験ができます。

takahashiArt in Lifeで学べる芸術思考は社会に必要とされていることだと思います。それを理論から学べるのは最大の魅力です。また、学ぶだけではなくワークショップなどで実践でき、自分の技術が社会にどう役立つか効果を確認できるのも魅力ですね。

takahashi芸術思考は「芸術」に価値をつけてくれます。単に芸術は凄いとかかっこいいではなく、学んだことを社会に還元できる仕組みを学べます。今までテストの点数でしか評価されてきませんでしたが、芸術というそれ以外の評価軸を理論をもとに学ぶことができるのは魅力ですね。

最後に一言お願いします。

今、何のために絵を描いているのか。

そもそも芸術ってなんだかわからない。

アートって何にどう使えばいいのかわからない。

など悩んでいる人はぜひ、Art in Lifeで芸術の可能性を追求してみませんか ?

絵が描けなくても、音楽、アニメーション、CG、文学など表現の方法はたくさんあります。その芸術の力を活かしてみたいという人は、ぜひ Art in Life の活動を見に来てください!

ご連絡はこちらから

公式サイト

http://artinlife.org

公式Facebook

https://www.facebook.com/artinlifetuad/

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