【学生インタビュー238】東北芸術工科大学 芸術学部 美術科 テキスタイルコース 4年 伊藤まりな

2017.7.2

気になるあの人は何をしているんだろう ? ”

学生インタビュー238人目は、東北芸術工科大学 芸術学部 美術科 テキスタイルコース 4年の伊藤まりなさんです。

自己紹介

東北芸術工科大学 芸術学部 美術科 テキスタイルコース 4年 伊藤まりな です。

お酒が大好きでよく友達と飲んでました。みんなで騒ぐことも好きなんですが、純粋にお酒も好きですね。一番好きなお酒はビールです (笑)

最近はチュートリアル「Art in Life」の活動に力を入れています。活動の一環で、刺繍を製作しボストンで展示をしたほか、ハーバード大学の見学などをしてきました。

芸工大に来たきっかけを教えてください

服が好きで、服飾系の専門学校に行こうと思っていました。しかし、両親が4年制の大学を薦めてくれて進学先を検討しました。その結果、地元宮城県から通える芸工大のテキスタイルコースを目指しました。

両親としては専門学校ではなく、より交友関係の広い4年制大学に行ってほしいという願いがあったそうですね。

今はどんなことを学んでいるんですか?

テキスタイルコースは「服を作っている」と思われがちですが、服はほとんど作りません。主に学ぶのは、服になる前の段階である素材です。

思い出にある授業は、1年生の時に行った牧場でのフィールドワークですね。羊毛を刈るという目的で行き、ハサミを使い実際に体験しました。また、羊の赤ちゃんにミルクをあげる機会もあり、みんなで「かわいいー !! 」と言い合っていたのを覚えています。しかし、ミルクをあげた後にその羊の赤ちゃんを食べました。美味しかったです・・・。持ち帰った羊毛は洗浄して、使いたい人は紡いで糸にして服にしてましたね。

現在はベニバナノートというものを作っています。山形のベニバナを様々な視点で見て成長を記録するものです。ベニバナは山形の素材の歴史を語る上で非常に重要です。口紅、染料など、素材を活かすための「素材」なので、記録をしつつベニバナについて調べるなど勉強になりますね。

4年後期からは卒制がメインになります。卒制は自分の頭の中のことを可視化して作品を製作しようと思っています。私は人に何を考えているかわからないと言われることが多いんです。だから一度、自分のことを整理したいと思いました。その整理を兼ねて卒業制作とします。

チュートリアル活動に力を入れているそうですね

そうですね。Art in Lifeという団体に所属しています。活動のテーマは「人生に芸術をどう使おうか ? 」です。

このチュートリアルに入ったきっかけは、芸術に対して「どう役立つの ? ふーんすごいねぇー」と言われて苦い思いをしたからです。チュートリアルに入る前までは、芸術って普通に人には関係のないものなのかなと思っていました。そんな時に、チュートリアル担当の有賀先生の授業を受け、活動テーマに興味を持って参加しました。

3年生の時に参加したのですが、まず参加した活動はアメリカのボストンでの「ボストンチルドレンミュージアム」での作品展示と、ワークショップ活動です。当時は自分の作品は展示せずに、他の人の展示を手伝ったりワークショップの運営をしました。実は今年も行ったきたのですが、自分の作品も展示することに。

ボストンでの今年の活動について詳しく教えてください

写真:ボストン活動報告会で芸術思考について解説する伊藤さん

今年もボストンにはいってきました。今回のワークショップのテーマはトレイントレイン。子ども達を対象に、自分の好きなこと (アイデンティティー) を書き出してもらい人生の軸を見つけてもらおうという内容です。一度、Art in Lifeのメンバーで体験してから、ボストンの子供たちにもやってもらいました。

ワークショップではまず、言葉の壁に悩まされました。言いたいことが伝わらないんです。ですが、芸術という言語以外の手段でコミュニケーションできましたね。これは「ノンバーバルコミュニケーション」というのですが、Art in Lifeの活動をやっている意義を感じることができました。

ボストンへは10数名で行きました。10日間一緒にいると今まで気が付かなかったメンバーの個性などをお互い発見できました。それぞれ得手不得手があり、ワークショップではお互いの個性を尊重し合いました。私はワークショップのリーダーだったのですが、人の特性や強みを見抜くことに秀でていたようでメンバーの強みを活かした役割を持たることができました。ワークショップを効率的に進行できたことから、メンバーの活躍できる環境を整えることがリーダーの役割だと身をもって体感することができました。

将来の夢について教えてください

Art in Lifeの活動でコミュニケーションの領域に興味を持ちました。また、自分の力を発揮できる場とそうでない場があり、その理由と根拠を明確にしてみたいなとも思いましたね。

なので、大学卒業後は大学院に進みコミュニケーションの研究をおこないたいと思っています。

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