【学生インタビュー228】山形大学 大学院 理工学研究科 バイオ工学専攻 博士課程2年 大澤康平

2017.6.5

“気になるあの人は何をしているんだろう ? “

学生インタビュー228人目は、山形大学 大学院 理工学研究科 バイオ工学専攻 博士課程2年 大澤康平さんです。

自己紹介

山形大学 大学院 理工学研究科 バイオ工学専攻 博士課程2年 大澤康平さん。群馬県出身で、いつもふざけてグンマーと自分から言います。

一年に一回のペースで海外に行っています。中国には学会のために過去2回行きました。フィリピンへは山大生協の「テーマのある旅」のツアーに参加という形で、去年の3月に行ってきました。

山大に来たきっかけと大学院に進んだ理由はなんですか ?

どうしても現役で大学に入りたい、化学と生物を学びたいという理由で工学部 バイオ化学工学科を志望しました。

学部だけでは自分の学びたいことを100%学べないと思い、博士5年一環コースに進みます。好奇心と研究者への憧れが自分を後押ししてくれました。

どんな研究をしているのですか ?

アニオン (マイナスイオン) を捕まえる低分子有機化合物を設計・合成をしています。この研究では、アニオンを選択的に捕まえるという挙動を利用して、応用することが目的です。

このアニオンを捕まえるのは大変難しく、まだ発展していない分野の研究です。

この研究が進むと、などに応用が可能です。土壌の中、水中、空気中にある有害なアニオンの検出と除去をすることもできるかもしれません。

アニオンを捕まえるんはそんなに難しいのですか !?

そうなんです。アニオンと一言で言っても、棒状、三角形、四面体などなどいろんな形があります。捕まえるためには、その形に合わせた分子を作り出す必要があるのですが、これが難しい。

例え、理想の分子ができたとしても上手くいかないこともあり常に失敗の可能性があります。

完成した分子を作り出すためには、11回ほどのステップを経る必要があります。試薬を変えたり、温度を変えたり(条件検討) などです。新しい化合物を作り出すのに半年から1年かかるものもありますね。

大変なことも多いですが、自分の好きなことをやれているので幸せですね。また、苦労して作り出したものが完成したときの達成感は格別です。

海外に行ってきたそうですね !

はい。自己紹介でも言ったのですが、中国に2回、フィリピンに1回行きました。

中国に行ったきっかけは英語でプレゼンテーションをしなければいけないプログラムに参加していたからです。当時、工学部の研究室でしていた研究内容の発表でしたが、意外とできました (笑)

この中国でのプレゼンテーションを通して、英語でコミュニケーションする不安がなくなりました。英語が苦手だと思ってしまうのは、メンタル的な部分が大きく、それを克服できたのでいい経験になりました。

2回目に中国へ行った理由も研究室内容の発表でした。1度経験していたこともあり、余裕をもって発表ができました。また、発表以外にも現地の方との交流も積極的にできましたね。ここだけの話ですが、現地の可愛い女性と仲良くなることもできました。人生で初めて「I love you」を真面目に言った経験でした (笑)

フィリピンではどんなことを経験してきましたか ?

フィリピンへ行こうと思った理由は、友人から海外旅行の魅力を聞いたからですね。また、僕は昔から南国に行きたいとおもっており、思い切って生協さんに相談してフィリピン行きを決めました。

フィリピンでは「幸せ」と「豊か」について考えるきっかけを得ました。物が無くても、幸せに暮らしている人を真近に見ることができ「日本にいることだけが幸せじゃないんだな」ということに気づくことができましたね。

海外に行くと、価値観が広がります。日本にはないものを見ることで、感動したり、考えさせられたりします。実際に海外に行くことで得られることは多いです。ぜひ、大学在学中に行くことをオススメします。

将来の夢を教えてください

自分を含めて多くの人を幸福にしたいと思っています。もちろん、人それぞれ幸福の定義は違うと思うので、自分の価値観を押し付けたりはしません。

今している研究やスキルに捉われることなく、あらゆる方法で人が幸福に過ごせるような環境を作っていきたいと思います。

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