【学生インタビュー218】東北芸術工科大学 映像学科4年 宍戸健太

“気になるあの人は何をしているんだろう ? ”
学生インタビュー218人目は、東北芸術工科大学 デザイン工学部 映像学科4年の宍戸健太さんです。
アニメーション制作をしながら、軽音サークルに所属し、音楽活動もしている宍戸さんに、お話を聞いてきました !
自己紹介
東北芸術工科大学 デザイン工学部 映像学科4年 宍戸健太 (ししど けんた) です。
趣味は映画鑑賞と音楽です。ギターや、ベース、鍵盤ハーモニカを演奏します。
映画は、フランス映画をよく見ます。
「エコール」と「ロスト・チルドレン」は一番観てます。
邦画だと岩井俊二監督の作品が好きです。「リリィシュシュのすべて」とか。
芸工大に入学したきっかけを教えてください

姉が山形大学にいて、姉の友人が芸工大生だったので、芸工大の話をよく聞いていたんですよ。
もともと絵を書くのが好きだったので、中学のときから芸工大に行こうと考えていました。
最初はグラフィックデザイン学科を志望していたのですが、高校のときに幾原邦彦監督の「輪るピングドラム」を見て映像に興味を持つようになり、映像学科を選びました。
実写映画を撮ったり、アニメーションをやったり、音楽を作ったり…いろんなことをやってます (笑)
どんな作品をつくっているんですか ?

いまの専攻は、アニメーションとCGになるかと思います。
CGと言っても、AfterEffectsを使ったエフェクトの部分なので3DCGを作っているわけではないですね。
作品のテイスト自体は、ちょっと暗めの雰囲気が多いかもしれません。
影響を受けた作品を教えてください
思想とか考え方の面では、幾原邦彦監督の作品ですね。
特に「少女革命ウテナ」はすごく影響を受けました。
当時、若者の自殺が多いことを嘆いた監督が、ウテナという天真爛漫な主人公を通して「こうすれば上手くいくんじゃないか」ということを表現したかった、と監督インタビューで言っていたんです。
そういった考え方は一番影響を受けているかなと思います。
作品をつくるときに意識していることはありますか ?

▲前作「PilotInTheSea」より
うーん、そうですね…。
作品をつくるときは、僕はまずイメージが先行します。ふと頭に思い浮かんだカットだったりとか。
その前後にストーリーをくっつける感じで作品をつくってます。
テーマというか…「こんな話を作りたいな」と思って始めますね。
前作は「海に沈んだ町を男が探索する話がつくりたい」と思って作り始めたので。
次はどんなものを作る予定ですか ?

ディストピア映画が好きなので、そういった作品をつくりたいと思っています。
廃墟など誰もいない空間に憧れていて「なにかが終わった後」を想像するのが楽しいです。
例えば、地球に隕石が衝突して、人類が滅びると、その先を自分は見ることはできないじゃないですか。
だからこそ「自分の考える崩壊後の世界」をつくりたいと思ってるのかもしれません。
いま考えている作品が、もしかしたらアニメーションで1時間超えるかもしれなくて…現在人を集めてます。
絵が書ける人と、aftereffectsを使える人を募集しています !
興味ある人は宍戸までご連絡どうぞ !
新入生へひとこと !

大学生活は楽しいので、4年間しっかり楽しんでください。
あと5月20日 (土) の16:00から、中桜田のサンセットスタジオで軽音サークルのライブがあります !
山大生も参加OKです ! 入場料500円なので、是非お越しください !
僕は「シシーオズボーン」というコピーバンドとして参加してます。
当日なにをするかはお楽しみに~ !
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