来年はあなたも海外デビュー!? 留学経験者にインタビューしてみた

2016年も残すところあとわずか。時が経つのは早いですよね。
そんな短い大学生活、いろいろな経験をしたいと思いませんか ?
今回は、留学を経験した4人の山大生に、留学の魅力を聞いてきました!
自己紹介

人文学部法経政策学科2年の富山渚です。去年の春休みに3週間、オーストラリアのシドニーに留学してきました。
おなじく法経政策学科の1年生、佐々木彩咲です。イギリスのオックスフォードに3週間行ってきました。
工学部機械システム工学科1年の齋藤涼です。地中海のマルタという島国に3週間留学しました。
農学部食料生命環境学科1年の萩原悠生です。カナダのモントリオールに1ヶ月間行ってきました。
なぜ留学をしようと思ったのですか ?

私は生まれてから20年間ずっと山形にいるので、大学生のうちに広い外の世界を見てみたいという気持ちがあって留学を決めました。大学には実家から通っているので、それで浮いた分のお金で留学に行かせてほしい、と親を説得しました (笑) 。
海外の情報はネットで簡単に出てくる時代ですが、実際に行ったからこそ分かる空気感や文化があったのでとても貴重な経験でした。
外国の文化に触れたり、英語の勉強をしたりしたかったので留学を決めました。でも実は、ハリーポッターが大好きでイギリスに憧れがあった、というのが一番の理由ですね。
ただそれだけでは親を説得できないので、留学をする前に文化や語学の勉強も頑張りました。
高校のときから外国に憧れがあって、ずっと留学したいと思っていました。大学に入ってから、「時間のあるいまのうちに行くしか無い ! 」と思い切って生協で短期留学のプログラムに申込みました。
多民族国家で日本人が受け入れられやすいイメージのあるカナダかオーストラリアで悩んでいたのですが、説明会の時にオーストラリアは季節が日本と反対で大変だと聞いたのでカナダを選びました。
モントリオールを選んだ理由は、日本人の留学生に人気なバンクーバーやトロントより日本語が通じづらく、語学力を鍛えられると思ったからです。
生協の留学相談会で、穴場スポットとしてマルタを薦められたのがきっかけです。費用が他のメジャーな留学先と比べて安かったのと、他の人が選ばないような場所に行ってみたいという好奇心があったのでマルタに決めました。
ただ、なんとかなるかなーと軽い気持ちで行ったら、準備しなさすぎて現地でちょっと困りましたね。
留学で印象に残っているエピソードはありますか?

イギリスに行って一番印象に残っているのは、いろいろな民族や宗教の人が普通に街を歩いていたところですね。
イスラム教の格好をしている人やアフリカ系の人、中華系の人など本当に多様性にあふれていて、そこが日本と違うところだな、と実感しました。日本に帰ってきてから、「街を歩いていても単一民族しかいない ! 」と逆に新鮮な気持ちになりました。
あとは、女性や子どもに優しい方が本当に多いです。ドアを開けたら次の人が来るのを待っているとか、バスやレジの順番を譲ってくれるとかはなかなか日本では見られない光景ですよね。
カナダで驚いたエピソードは、知らない人に突然声をかけられてお金を貸して欲しいと言われたことです。日本人はお金持ちが多いと思われているらしく、「免許証の更新のお金が無いんだよ」と、やたら具体的に言われたのが印象的でした。
シドニーではほとんど全員が、時間に遅れてきても申し訳なさそうにしない、というのがカルチャーショックでした。先生も時間きっかりにみんな集まるとは思っていないので、それを見越して10分遅れてきたりとか。でも終わる時間になると話の途中でも帰ったり。時間にルーズな人にはオススメな留学先ですね (笑)
マルタでは自分に正直な人が多かったですね。学校の友達に誘われてナイトクラブに行ったことがあったんですが、本当に感情を表現するのが上手で、心から楽しんでいる様子が伝わってきました。そのあたりが日本人とのギャップかもしれないです。
留学に興味がある学生にアドバイスはありますか ?
少しでも行きたいという気持ちがあれば、絶対に行ったほうがいいです。将来海外で働きたい、英語を実践で使えるようになりたいなどの明確な目標があったほうがいい、という人も多いですが、深く考えずにえいやっと挑戦してみるのもいいと思います。
もともと私は公務員になりたかったのですが、海外の経験を通して、いろいろな国の人と関わるような仕事をしたいと思うようになったので。山形から出たことがなかった私ですが、留学で知り合った大阪の人に新幹線と飛行機で会いにいけるだけの行動力がつきました。
迷ったら行くべきだと思います。外国の方と出会えるのはもちろんのこと、同じ目標をもった日本人とも出会えるので、普段の学生生活では絶対に無いような出会いがあるというのも魅力ですね。
飛行機のなかでロンドンに行く日本人と仲良くなったのですが、オックスフォードで偶然再開したんです。その後一緒にロンドン観光をして、とても楽しい思い出をつくることができました。
40代で新しい仕事につきたいから英語を勉強しに来た人とか、パイロットになりたくて中学を卒業してジムで体を鍛えてから留学しに来た人、本当にいろいろな人との出会いがあるのが良いですね。
また、全く知り合いがいない場所に一人で行くことになっても、現地で友達がすぐにできるので全く問題はないです。
私の経験から言えることは、リスニングだけはしっかり頑張ったほうがいいですね。ぜんぜん準備をしていなかったので空港でも英語が全く聞き取れずに困りました。簡単な英語でいいので、勉強をする、というよりは耳を慣らすという意味で英語をたくさん聞いておくのをオススメします。
小白川サービスカウンター店 菊地さんから一言

▲学生の留学を支援をしている、「山形大学生活協同組合 小白川サービスカウンター店 」の菊地さんにお話を伺いました。
山大は都会と比べると海外の情報や留学プログラムの選択肢が少なかったりします。しかし、留学を通してグローバルな視点を養い、将来の選択肢を広げて欲しいと思っています。
生協では、留学相談会を1月12日(木)に開催します。ちょっとでも行きたいと思っている方は、ぜひお越しください。実際に留学にいったメンバーの声も聞けるようにしますので、学生目線の親身な相談会でお待ちしております。
留学相談会の詳しい情報
日時
2017年1月12日(木)11:00〜15:00
場所
小白川サービスカウンター店前ロビー
お問い合わせ先
小白川サービスカウンター店 023-641-8661 (平日 10:00〜17:00)
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