【学生インタビュー195】山形大学 工学部 システム創成工学科2年 樋口優太

“ 気になるあの人は何をしているんだろう ? ”
学生インタビュー195人目は、山形大学工学部システム創成工学科2年の樋口優太さんです。
米沢キャンパスで、若者による若者のためのコワーキングスペースを運営している樋口さん。
活動をはじめたきっかけやプログラミングの魅力について語っていただきました !
自己紹介

山形大学工学部システム創成工学科2年の樋口優太です。MOT! という、プログラミングやアプリ制作をしたり、地域イベントを企画したりするサークルに所属しています。
機能高分子工学科3年の高木直人さん (筆者です) と一緒に「たのし荘」という学生のためのコワーキングスペース (勉強会やイベント企画などができる共同の場所) を運営をしています。
たのし荘について詳しく教えてください !

「たのし荘」とは、2015年8月に山形大学工学部 米沢キャンパスから徒歩5分ほどの場所にオープンした、地域と若者を結ぶシェアスペースです。
月額500円で、施設で購入している書籍や設備 (3Dプリンターやヘッドマウントディスプレイなど) を自由に利用することができたり、たのし荘で開催されている勉強会やイベント等にも参加することができます。
「シェアスペース」や「コワーキングスペース」と聞くと敷居が高いように感じますが、「学生のための公民館」というコンセプトで、新しいチャレンジをしたい学生が気軽に利用できる場所として運営しています。
オープンの時に大手Webメディアに取り上げられたものがありますので、こちらもあわせてご覧いただければと思います。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/722263.html
なぜたのし荘の活動に参加しようと思ったのですか ?

きっかけは、去年の8月にたのし荘で行われたWebサイトをつくる勉強会に参加したことです。
山大の情報学科を卒業して現在は山形市内のITベンチャー企業に勤める方が講師になってくださって、実践的なサイト制作を、実際に自分が考えたサービスを作りながら学ぶことができました。
そこで出会った社会人の方や他の学生などとのつながりができた経験がとても印象に残っていて、それからたのし荘主催のイベントに参加しまくっていたら、いつのまにか管理人にまでなっていました (笑)
プログラミングに興味をもったきっかけは ?

中学生のころ、親がブログを書いていて、ツーリングに行ったときの日記などをWeb上に公開していたのを見て、インターネットのテクノロジーに興味が出たのがはじまりです。
それがきっかけで、高校時代に情報研究部というアプリを作ったりロボットの制御をしたりする部活に入りました。そこからプログラミングの楽しさにハマって、2年生のときに有志チームで参加した、U-20 プログラミングコンテスト という経済産業省主催のコンテストで最優秀賞をいただきました。
http://www.u22procon.com/2013/work.php
大学に入ってからは勉強が忙しかったり、アプリを作るサークルが無かったこともありあまりプログラミングはしていなかったのですが、今年の春に本格的に MOT! の活動としてアプリ開発をはじめました。
最近は、サークルのメンバーと協力してARアプリを作って吾妻祭で発表したり、お互いにプログラミングや3Dモデリングの知識を教え合う勉強会を開いたりしています。

プログラミングの魅力は ?

いちばんは、パソコン一台からはじめられる敷居の低さですね。ネットで検索すれば無料のプログラミング学習サイトや情報がたくさん出てくるので、電子工作や機械工作と違い、誰でも平等に楽しめるのが魅力だと思います。
あとは、これからの社会はさらに情報化が進んできて、プログラミングができる人材が必要とされているというのもポイントですね。技術者として就職するひとだけでなく、あらゆる業種でプログラミングを通して培われたITの知識は役に立つと思います。
オススメのプログラミング学習サイトは何ですか ?

(画像は http://dotinstall.com/ のスクリーンショットより)
ドットインストールというサイトがいちばんオススメです。3分程度の短い動画でサラッと「この技術で何が出来るのか ? 」が分かるので、はじめて学習する人や、本気でプログラミングで食べていく気がないけど教養として知っておきたい人にはオススメですね。
そこで興味が出てきたら、書籍を買ってみたりがっつり自分でコードを書いてみたりすると良いと思います。
最後に一言 !

たのし荘ではいろいろなイベントを企画・運営しています。また、自分でやってみたいイベントがある方や、サークル活動、地域と関わる活動などで使用したいという方も大歓迎。興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください !
公式Facebookはこちら→ https://www.facebook.com/tanoshisou.yonezawa/
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