【学生団体インタビュー37】くらしのもと

2016.6.26

頑張っている学生団体やサークルを取材し、その魅力をご紹介する【学生団体インタビュー】

第37回目は、山形県内の空き家を改修するプロジェクトを行なっている「くらしのもと」の代表とメンバーに話を聞いてきました !

学生が自分たちの手で計画から改装までを手がけているこちらの学生団体。今回のインタビューでは、プロジェクトの内容や一人一人が感じているやりがいなどをお伝えします !

自己紹介

160613_kurasinomoto12東北芸術工科大学修士課程 地域デザイン研究領域 の永田光司です。学生団体くらしのもとを立ち上げて、今は全体の代表をしています。

160613_kurasinomoto11建築・環境デザイン学科2年の中川広海です。くらしのもとのプロジェクトで最上の一軒家をゲストハウスに改装しているのですが、そのプロジェクトの代表をしています。

160613_kurasinomoto10建築・環境デザイン学科2年の長南秋穂です。県内の上山で小屋を改装するプロジェクトがあって、そちらの代表をしています。

くらしのもとについて教えてください

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各地で様々な改装が行われていますが、白いペンキだけ塗って終わりっていうのをよく目にしたんです。建築を専門として学んでいる一人としてほかにより良い方法で改装ができるんじゃないかという思いから、実践的な改装をやろうと思って1年前にくらしのもとを立ち上げました。

くらしのもとでは改装するときに大事なことが 3 つあるんです。
1 つ目は活用されていない自然素材や建築資材をみつけてつかうこと。
2 つ目は職人さんに教えてもらいながらつくること。
3 つ目は住み手やオーナーさん、参加者などを巻き込んで一緒につくること。
この3つを軸に改装することで暮らしのもとである「住」がより良い空間になると僕は考えているんです。

今は2年生12人、1年生6人と僕の計19人で活動をしていて、一人一人がプロジェクトの企画から施工を通して学んでいけるよう意識した活動をおこなっています。

活動内容について教えてください

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今は山形県内で4つのプロジェクトをおこなっています。

最上の一軒家をゲストハウスにする改装

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最上にある空き家をゲストハウスにしようというプロジェクトです。ここはオーナーさんが農家さんで、農業体験をきっかけにして若い人に来てもらいたいという思いがあります。最近は、大工さんに教わりながら、放置されていた床板を使って改装しました。

ここでは建物の改修作業に加えて、ピザ釜を作るなど人が集まる場所になるような製作やイベントもおこなっていきます。

上山の小屋の改装

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上山に芸工大の教授が住んでいる家の庭に小屋があって、くらしのもととして活動をしていくなかで「小屋があるんだけど改装してみないか」という話をきっかけに改修作業をしています。

ここの改装は解体から始めて、土台となるつか石を配置する作業をおこなうなど、基礎の仕組みも学ぶ機会にもなっています。今後は小屋は作業場にして、庭部分はBBQができる場にしたり、にしていく予定です。

天童にある一軒家をシェアハウスにする改装

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天童に3階建ての住宅があって、それを解体しようという話があったんです。他の利用方法はないだろうかという相談があって、プランを立てて提案したところ、そのプロジェクトを請け負うことができました。特徴として、入居者がDIYで自分の部屋を改装できること。工房付シェアハウスを計画しています。

このプロジェクトではリフォームを請け負う会社、まちづくり会社と連携して進めています。今年の10月にオープン予定です。

古民家シェアハウス つぶ亭

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NPO団体コミクルの活動の一つで、空き家を改装してほしいオーナーさんと、改修したい人をマッチングさせる活動をしている組織があって、くらしのもとを立ち上げる前から濡れ縁や屋根裏を改修などを通して関わっているプロジェクトです。

もともと古民家のオーナーさんが何か面白いことをやっている人と人とを結びたいという思いから、古民家の改修を通してそれを実現しようと活動を始めたのがきっかけで、今では外国の方や地元の方、学生などいろいろな方がきて出会う場になっています。これからはピザ釜を作り、より人が集う場所にしていく予定です。

くらしのもとに加わったきっかけを教えてください

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160613_kurasinomoto11授業のなかで、自分たちで施工と設計をやっている事務所さんについてプレゼンをしたんです。その時に永田さんとプレゼンの内容を通して意気投合し、くらしのもとの立ち上げから関わっています。自ら設計から施工まで経験できる活動に参加することで、自分のためになるのかなと思って活動を始めました。

160613_kurasinomoto10代表の紹介で別の活動に参加した時に、DIYをする目的で行ったんですけど、ただの片付けで終わってしまったことがあったんです。代表がその時のことを申し訳なく思っていて、実践的に活動できる場としてくらしのもとを教えてもらったのがきっかけでした。

活動のやりがいや楽しみを教えてください

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160613_kurasinomoto12最近やった改装のなかでは、床を張る作業が終わって見渡したときに、関わってくれたみんなでやってできたたんだなあという達成感ですね。その余韻に浸っている時間が最高なんです。企画から施工を通してスタッフも成長するし、参加者にも楽しんでもらえて、オーナーさんにも喜んでもらえるのが嬉しいですね。

160613_kurasinomoto11授業だと誰かが考えた案を実行することが多かったんです。自分は施工をもっとやりたいという思いがあったので、スタッフとして企画や準備から施工まで、0から100まで自分の手でやれるのが嬉しいですね。だからこそ学べることが多くあると思います。

160613_kurasinomoto10代表とプロジェクトをおこなっていると、建築に関わるいろいろな職人さんを呼んでくれてプロの技術を目の前で見ることができるんです。授業のなかでは学べない技術を学べますね。手を動かすことが好きなので、活動の中で施工をたくさんやっていると、やりがいを感じます。

最後にひとこと

160613_kurasinomoto12誰しも何か、やりたいことって一人一人あると思うんです。でも、なかなか自分から動くのは勇気が入りますよね。やりたいことがあるのに、自分から動けない。そんな時は、僕はやりたいことをいろんな人に言いまくる作戦をします!

そうすると意気投合した仲間が見つかります。そしたら仲間と小さいことでもやっちゃう作戦です!失敗してもいいんです。仲間がいれば大丈夫!

百聞は一見にしかずという言葉がありますが、聞くより、見るより、言いまくって、動くのが一番いい。ってことで、先陣を切ってやりたいことを言います(笑)空家改装中の配線むき出し状態で LIVE したい!その PV をつくりたい!果たしてできるでしょうか。これをできるかどうか、乞うご期待!

くらしのもと 詳細情報

▼くらしのもと(facebook)
www.facebook.com/kurasinomoto2015

▼古民家シェアハウス「つぶ亭」
http://tsubutei.com/

▼天童シェアハウスについて

天童シェアハウスは、入居者がDIYで自分の部屋を作れる家です。住んでみたい仲間募集中です。興味がある方はぜひ、くらしのもとfacebookのメッセージからご連絡ください。

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この記事を書いた人
しょーや
色々チャレンジしたい純日本人です。

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