【学生団体インタビュー19】START Tohoku

2015.11.22

※画像は公式サイトより引用。

頑張っている学生団体やサークルを取材し、その魅力をご紹介する【学生団体インタビュー】

第19回目は、東北復興act「START Tohoku」さんです。

復興支援の団体として、12月に学内でスタディツアーを企画しているというみなさん。

今回は、代表をしている山形大学の石井孝志さんにお話をうかがってきました。

自己紹介をお願いします

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山形大学人文学部法経政策学科4年石井孝志です。気に入ったものはなんでも趣味です。いろんなことに手を出していますが、一番好きなのはスポーツです。見るのもやるもの好きです。

「START Tohoku」ってどんな団体ですか?

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START Tohokuは石巻を拠点として活動している復興支援団体です。以前は福島大学や東北大学、青山学院大学の学生などもメンバーにいて、インカレみたいな感じだったのですが、今は山形大学の学生のみで運営しています。

山形を中心にコアメンバーは7~8人くらいでやっています。現地の人との調整や、いろいろな所にお金がかかったりして大人の人も関わっているので、支援してくれる大人も入れると20人くらいの規模です。

START Tohokuでは、石巻を中心にスタディツアーを企画しています。スタディツアーとは、おいしいものを食べたり、お土産を買ったりと魅力に触れてもらうだけでなく、震災当時の様子や復興の状況を地元の方から直接聞いたり、振り返りのディスカッションを行うことが特徴のツアーです。そのような“学び”の要素を組み込むことで防災や地域コミュニティのあり方などこれからの社会に必要とされる事柄について考える場をつくります。

石巻をきっかけに、石巻だけではなく、被災地や復興活動に興味を持ってもらえたらいいな、という思いで活動しています。

活動内容を教えてください

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石巻スタディツアーと各種ワークショップをしています。スタディツアーに参加すると言ってくれた人や興味を持ってくれた人を対象に、スタディツアーに行く前に山形大学内で小規模のワークショップをしています。

ツアー後にも個人的に石巻に一緒に行ったりする人がいたりして、その後も何度も訪れる人がいることこそが、この活動の醍醐味だなと思います。また、スタディツアーに参加した人が、START Tohokuのメンバーとして入ってくれることもあって嬉しいです。

学生団体なので、NPOやNGOのように大規模にはやっていないのですが、規模は小さくとも興味ある人を取りこぼさないように、より細かなところのサポートを大切にしています。

震災から5年が経つ中で、被災地への意識が少し風化してきていると感じます。だからこそ、興味を持ってくれる人にしっかりコミットできるようにと活動しています。

活動を通して得られたことは?

まずは石巻スタディツアーで実際に見て、知って、「自分に何が出来るのかな」って思うことがあります。

例えば、山形で石巻の新聞やニュースを見る。それも石巻を考えることではあります。でも、実際に行って語り部さんのお話を聞いたり、津波の被害を受けた地域を見るのとは、乖離しています。メディアに切り取られたものではない生のものを知ることができました。

自分自身、宮城県出身で、石巻のことは知っているつもりになっていました。けれども、まだまだ知らないことがたくさんあるんだなと実感しました。

また、運営して思うことは、いろんな経験の一端を得ることが出来るなと思いました。毎週の活動のミーティングの中で、何を話して、次に何を話すのかを決めています。その議事録をつけているのですが、「話したことをわかりやすく記録する」という、社会で生きるスキルが身に付いたと感じます。読んだ人にわかりやすく議事録を取ることは、レポートを書いたり、一夜漬けのテスト勉強をすることだけでは身に付かないことです。

他にも、社会に出て役に立つことをこの活動で試したり学んだりできました。メール・電話の仕方や、アポの取り方、目上の人に対して失礼の無いような態度が身に付きます。社会に出る一歩前で、こういうことに対するハードルを少しさげれるかな、と思います。

以前と考え方が変わりましたか?

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「被災地」という括りがあるときに、1つの地域だけを見て「これが被災地だ」って決めつけるのはやめたほうがいいなと思いました。

災害公営住宅が建っていなかったり、かさ上げが進んでいなかったりと、復興が遅れていると言われている地域があります。でも、その地域だけを見ていると、そこの復興の状態は本当に遅いのか早いのかわからないんです。他の地域と比べてみて初めてその地域の復興が遅れているのか、進んでいるのかわかるのです。

遅いというと「それはどこと比べて?」と考えるようになりました。どんな風に、どうやって復興が進んでいくのか、そしてそのやり方には、その地域ごとの形があるのだと、実際に被災地に行くことで得られた考え方です。

それは被災地だけでなく、最近流行っている「地域創生」にもいえるのではないかと思います。「地域を活性化する」とはいつと比べて?どこと比べて?そもそもそこはニュータウンだったりするかもしれません。1つのデータややり方だけで思い込みをしない。こういった考え方も活動で得られたことの1つです。

最後に一言

勉強以外のことにも挑戦して、刺激のある大学生活を送ってみてはいかがでしょうか。

次回の「石巻スタディツアー」情報

▼スタディツアー説明会

※ツアー参加(希望)者を対象に、ツアーについて紹介します

【日時】2015年12月3日(木)18:00~19:00

【場所】山形大学 小白川キャンパス 基盤教育3号館311教室

▼スタディツアー

【日時】2015年12月5日(土)

【集合】山形大学 小白川キャンパス正門集合

【集合時間】7:30(雨天決行)

関連リンク

【公式サイト】 http://start-tohoku.com/

【公式ツイッター】  https://twitter.com/starttohoku

ライター : ゆうさ

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