【学生インタビュー36】山形大学 理学部 数理学科3年 藤田翼

2015.10.14

“気になるあの人は何をしているんだろう?”

学生インタビュー36人目は、山形大学理学部数理学科3年の藤田翼さんです。

学生インタビュー初の数理学科ということで、専門についてもいろいろ聞いていきたいと思います。

自己紹介

山形大学理学部数理学科3年生、藤田翼です。

数学が好きで数理学科に入りました。夏休みはインターンに行ってきました。

専門について教えて下さい

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数理科学科は、簡単に言うと、数学を使用した科学について学んでいる学科です。統計や暗号理論、保険数理などがこれに当たります。私の専攻はまだ決まっていませんが、統計分析に興味があります。

正規分布というものをご存知でしょうか。

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という公式で表されるグラフのことで、産業分野での品質管理などに利用されています。ひとつの式が自然界から人間が作ったものにまで適用出来るというのは、それだけで感動しますね。

数学はどんなことに役立つんですか?

数学の公式や理論は、実は意外なところで使われています。数学の専門領域でしか使わないように思われがちですが、そんな事はありません。

例えば円周率は、見習いの美容師さんが使っています。カーラーを使って髪を巻く時、熟練した美容師は勘で上手に巻いてしまいます。しかし経験の浅い美容師は、カーラーの直径と円周率を使って計算します。そうすれば、何回巻けば丁度いいのかが分かる、という訳です。

円周率は修行中の美容師だけでなく、普通の女性も使っているかもしれません。このように、数学の公式は何も専門の領域でしか使われていない訳ではありません。それを実感した時は、数学は本当に面白いと思います。

数学の魅力とは?

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大変なぶん、難しい問題が解けた時や、今までわからなかったことが理解できるようになった時の達成感が大きいです。

参考書を読むだけでも大変ですからね。数学はもう、本当に頭の格闘技だと思います。教科書や参考書を3ページ読み進めるのに、酷い時は5時間掛かる時もあります。

夏休みのインターンについて教えて下さい

DSC_0631 ※写真は本人提供

9月に入ってすぐの頃に、10日間のインターンを行って来ました。キャリアクリエイトという、転職のサポートをしている会社です。

一度東京などに就職したけど、山形に戻って来たい、という年配の方が主な顧客です。そうした都会の労働者と、即戦力を求めている山形の企業との橋渡し役になっています。そこで講習を受けさせてもらったり、企業へのインタビューをしたりしました。

特に、財務諸表に関する勉強などは、転職サポートならではです。大学では勉強出来ないような事を学べたのは大きな成果だと思います。

職業体験以外では何かありましたか?

MG(マネジメントゲーム)というものしました。会社の経営を疑似体験するゲームです。システムやルールは単純ですが、ゲームはとても奥が深いです。実際にやってみると分かります。

これは宣伝になりますが、キャリアクリエイトではあるイベントを行います。「経営体験! まみがさき講座」という企画です。

通常は2日掛けて行うMGを、学生が体験する為の1日バージョンで開催します。日時は11月3日(文化の日)の9時~19時。開催場所はキャリアクリエイト事務局セミナールームです。

参加費は1,500円となります。詳しくはこちらをご覧下さい。

http://career-create.co.jp/service/person/openseminar.html

MGは単にゲームとしても面白いですが、就活にも間違いなく有利に 働きます。奮ってご参加下さい。

インターンで学んだ事を教えて下さい

やはり何と言っても、社会人と学生の違いというものを間近で見る事が出来ました。

規則正しい生活を送る。その日の内にその日の仕事をこなす。自分の判断に責任を持つ。当たり前の事ですが、意外と大学生はいい加減です。

適当でも何とかなってしまう環境だからでしょうね。けれど、仕事の場合はそうはいきません。明日も食っていけるかどうかという危機感が、大学生とはまるで違っていました。

藤田さんは教員志望だそうですね。

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何だかんだ言って来ましたが、今も教員になりたいと思っています。そもそも民間企業へのインターンしたのも、教員としての将来を考えての事でした。

自分が教師になったら、数学だけでなく、進路指導もしっかりと行いたかったのです。進路相談で先生にお世話になったので、自分もそうなりたいと思ったのがきっかけです。

とはいえ、進路指導をする為には、社会人としての経験は不可欠です。進学校なら受験が大半ですが、そうでない学校では就職の方が多い。そういう時、社会に出た事がないと、どんな助言をしても説得力がありません。そもそも自分自身が民間の仕事について知らないのでは、何も言う事ができません。ですから、教員になった時の為にも、仕事についてよく知っておくべきだと思いました。

授業だけでなく、進路相談でも頼りにされる教師になりたいと思っています。

——ありがとうございました。

おまけ オススメのお店を教えて下さい

「avril」というお菓子屋さんです。ヤマザワ松見町店の近くにあります。山大からは少し遠いですが、中々いいお店です。私はそこでマカロンなどを差し入れに買っています。

それから「次元」というラーメン屋です。

そこの酸辣湯麺は、酸味と塩味と辛味のバランスが最高です。スープも少しドロッとしていて、しっかりと麺に絡み付いて来ます。みなさんも是非食べてみて下さい。

——ありがとうございました。

編集後記

理学部数理科学学科で、教員を目指している藤田翼さん。彼の言葉からは、迸る教育や仕事に関する情熱がひしひしと伝わって来ます。

夢を追う素晴らしさを改めて感じさせられたインタビューでした。

ライター:ふめつ

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