そろそろ芋煮会の季節? 初心者向け芋煮講座 その1 芋煮会とは

2015.9.2

だんだん夏の暑さも遠のき、朝晩は肌寒くなってきました。

みなさん、最近はいかがお過ごしでしょうか。

私は長袖の服が少なすぎて困っています。

山形でこの季節になってくると、必ずと言っていいほど話題に上がるイベントがあります。

そう、芋煮会です。

私は静岡県出身なので、一年生のこの時期には河川敷に鍋を持ちだして、老若男女が楽しむこのレジャーに心底驚いたものです。

そこで、今回は山形県外出身の大学生のために、初心者向け芋煮講座としていろいろな情報をまとめてみました!

芋煮会の概要

芋煮会とは、一言で説明すれば、

「河川敷やキャンプ場で、みんなで芋煮を作って食べるアウトドア」

のことです。

他の県でのバーベキューに近い立ち位置なのですが、山形では、子ども会から大学のサークル、会社の親睦会、敬老会まで老若男女さまざまな人が芋煮会を楽しんでいます。

必ずといっていいほどどんな団体でも開催するので、そんなにアクティブじゃない人でもワンシーズンに何回も芋煮会に行くことになるでしょう。

私は、シーズン中に掛け持ちしていたサークルで3回、授業の集まりで2回、学科の集まりで1回芋煮会に行ったことがあります。

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そもそも芋煮とは?

地域によっていろいろありますが、村山地域(山形市周辺地域)の場合、「牛肉と里芋を醤油で味付けした煮物」のことを指します。

ネギやこんにゃく、ごぼう等を入れることもあります。

庄内地方や仙台では、豚肉を使用し、味噌味にした芋煮がよく食べられるようですね。

家庭ではしっかり出汁をとったり、具をたくさん用意したりしますが、外で作られる芋煮は簡単に作れるように、かつ参加者全員のの口に合うようにシンプルになる傾向にあります。

芋煮会の歴史

芋煮会の歴史には諸説ありますが、今回はその中でも中山町の公式サイトに載っていた説を紹介したいと思います。

このページによると、芋煮をみんなで囲んで食べる文化は中山町で始まったとのこと。

山形は昔から紅花の産地で、染め物に利用される京都との交易がありました。

その積み荷を上げ下ろしする船着場が中山町にあり、多くの人で賑わっていたそうです。

しかし、便利な通信手段や天気予報もない時代のことなので、そこで何日も待たされる船頭も多くいました。

そんな時に、人々が京都の干し魚と山形の里芋を煮て一緒に食べたのが、芋煮会の始まりだそうです。

他にも、馬見ヶ崎川の流路変更の工事の時に作業員が河川敷でみんなで芋煮を煮た説や、他県に起源があるとする説もあります。

ただ、芋煮は家庭料理として東北各地で親しまれており、同時多発的に始まった可能性も高いでしょう。

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——画像は Wikipedia より引用

日本一の芋煮会で、全国的に有名に

1989年より、山形県ではPR戦略の一環として、日本一の芋煮会フェスティバルを開催しています。

直径6mの大鍋に、里芋3トン牛肉1.2トンこんにゃく3,500枚ねぎ3,500本味付け醤油700リットル、隠し味に日本酒50升砂糖200kg山形の水6トンを入れ、6トンの薪(ナラ材)で煮炊きするこのイベントは、毎年全国ニュースになる秋の風物詩です。
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——画像は、日本一の芋煮会公式Webサイトより引用

今年は9月20日(日)に開催されます。

いろいろなブースやステージイベントもありますので、友達と一度行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

山形の生活に深く根付いている芋煮文化。

せっかく山形に来たからには、その文化を積極的に楽しんじゃいましょう。

次回以降は、具体的な芋煮の楽しみ方を取り上げていくので、お楽しみに!

参考サイト

日本一の芋煮会フェスティバル 公式サイト

芋煮会 – Wikipedia

豚肉と味噌味の芋煮 — 山形県ホームページ

中山町は芋煮会発祥の地です!|いも煮発祥のまち 中山町

ライター: 山大3年 たーかぎー

この記事を書いた人
たーかぎー
今しかできないことを、最高の仲間と。

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