芸工大には変人が多いのか?~N平という男~

2015.4.29

芸工大には変人が多いのか?

芸工大に変わり者が多いという噂、実際のところどうなのか。
芸工大にはたくさんの学生がいるため、一概にこう!と断言することはできませんが、少なくとも私は高校時代までは絶対に出会うことが無かったような変人と何人も知り合うことができました。
今回はその中でもひとりを、ぜひ紹介したいと思います。

N平という男

デザイン工学部某学科に所属するN平には独特のギャグセンスとキャラクター、そしてさまざまなものへの積極性があります。人望が厚く、他学科でも多くの人が彼のことを知っています。仕事もかなりデキるやつです。
そんな一見イケイケな大学生であるN平を、なぜ変わり者だと思ったか。
その理由はN平の日常にあります。

N平の日常は彼にとってはもちろん普通の毎日です。
しかし、私を含めた他人にとってはややカオスに見えます。
分かりやすいようにN平の実際の手帳の画像をご覧ください。

Nhei2

キモいほどびっしりです。
ちなみにこのページはN平が関わっているとあるプロジェクトに関する予定しか書かれていないとのことだったので、実際はこれの2倍は予定があったと思われます。
ちなみにこの後3カ月間はこんな感じが続き、そのあとは書くことがめんどくさくなって真っ白になっていました。
N平はその積極性とやる気によりいくつもの企画やプロジェクトチームのリーダーや主要メンバーを勤めています。さらに彼がいる学科は芸工大の中でも屈指の課題が多い学科として知られています。それゆえ、起きる、打ち合わせ、制作、制作、打ち合わせ、作業、打ち合わせ、制作、バイト、制作、寝ない、といった頭がおかしくなりそうな日もざらにあるようです。
ちなみに深夜1時までのバイトが重なるとN平の自由時間は深夜2時からとなります。そんなN平がプロジェクト仲間によく放つ言葉が、

「深夜2時、アパート集合」

寝ろ。

(え!深夜2時集合ってよくあるでしょ!?byN平)

N平の悩み

ここまで読んだだけでは「なんだ、ただの忙しい人じゃん」と思う方もいるでしょう。
甘い。
N平の変人たる真価は、彼が追い詰められた時にこそあらわれるのです。

Nhei3

多忙な日々をこなしていく上でN平には非常に悩ましい問題がありました。

N平の家にはネット環境がない、

つまりN平は家で

パソコンをネットにつなぐことができないのです。

メイン武器がMacであるN平にとってこれは

致命的

と言えます。作業はなるべく大学にいる間に終わらせようと努力しているN平ですが、やはり緊急でネットを使わなくてはいけないこともあるようで。
そんな時N平はどうしたのか、聞いてみました。

N平、ネット環境を求めて

①大学学食前 ★★★☆☆
夏休み中のとある日曜日。作業をしなければいけなかったN平は朝9時から学校へ出向きました。夏休みの芸工大は土日閉館となっています。そんな中N平は開かない学食の扉前に座り、夕方まで作業し続けたそうな。

②上桜田の友人宅 ★★★☆☆
バイトが終わった深夜2時。N平は45分かけて学校近くに住む友人宅に転がり込み作業をしました。バイト終わりに45分かけて歩いた上に作業をするN平の精神力もさることながら、深夜2時の訪問を許した友人の心の広さにも感服します。

➂先輩の家の前 ★★★★☆
この日もネット環境が必要になったN平は、Wi-Fiを使わせてくれととある先輩を頼りました。先輩は了承、ただしこう言いました。
「俺は眠くなったら寝る。その時はアパートの鍵を閉める」
N平が先輩のアパートについたのはいつも通りバイト終わりの深夜2時。先輩は宣言通り扉に鍵をかけて寝ていました。そして、N平は先輩のアパートの階段の踊り場で作業をしたと言います。階段踊り場Mac男、都市伝説。

④学食前再び ★★★★★
9月某日。もう肌寒いこの日、N平が深夜2時に向かったのはなんと大学でした。学食前にブルーシートを敷き準備は万端。そう、N平は作業のために大学に一泊したのでした。朝の7時頃、仮眠から目覚めたときにはなぜか周りにカラスがたくさんいたそうです。
その時のことを、N平はこう語ります。

「寒かった」

Nhei4

おわりに

芸工大の変わり者と呼ばれる人達はただの奇人変人ではなく、自分の興味を突き詰めてがむしゃらに頑張る人達なのではないかと思います。自分の夢に一直線、まさに青春と呼ぶにふさわしく美しいことではありませんか。
みなさん、もしも自分の周りにも変な人がいたとしても、どうか優しく見守ってください。たまには寝ろと声をかけると、なお良しです。
彼らは必死です。限りある大学生という時間を謳歌するのに一生懸命です。私達も負けずに、熱い血燃やして頑張っていこうではありませんか。

ライター
芸工大3年 ささぶち 

この記事を書いた人
まっちんぐゆーいち
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